意の如く ~今 ここから~      

ポッドキャスト番組 照泰仏堂 presents「意のごとく」~今 ここから~
様々な方をゲストに1つのテーマを約10分~20分・ポッドキャスト毎週配信します。また、3ヵ月に1度 総集編の1時間番組をラジオで放送。現代社会での心の在り方をお題を通してリスナーに届けます。意の如く…思いのままに、生きていく。


2026年6月4日(木)14:00~15:30
出演:幡司 剛成(照泰仏堂)大石 太郎(やさか動物病院 院長)
場所:AMI Cafe&Clinic

                                                                                                                                                                                      
TimeTitleContent Details
14:00オープニング大石 太郎 院長の紹介 獣医師としての原点や、言葉を話せない家族(動物たち)との絆について、心温まるトークセッションをお届けします。
14:10セッション① 命の現場で見つめる、絆のカタチいつもどんな気持ちで診察を?家族と動物の絆に向き合う
14:25休憩(約5分)※途中退席可能です。
14:30セッション② 言葉の話せない家族のサインを見逃さないためにいつもと違う・見る時の優先順位とは?
14:45休憩(約5分)※途中退席可能です。
14:50セッション③ この子、いま幸せですか?動物たちが人間の言葉を一度だけ話せるとしたら彼らは一番に何を伝えると思いますか?
15:05休憩(約5分)※途中退席可能です。
15:10セッションEX + Q&A 動物、家族、地域にもっと寄り添う街づくり「日本一、動物に優しい街・岡山」そこにはどんな景色が広がっていますか?
15:25エンディング質問タイム&ポッドキャスト毎週配信
15:30終了
 

  •   4/28公開録音オープニング <タップで内容表示>
             
                       

    1.外の世界」の視座を持つ
    〜レールを外れる勇気が、客観性を生む〜

    跡継ぎという「約束された未来」に安住せず、あえて日本政策金融公庫という経済の最前線へ飛び込んだ谷口氏。
    この経験が、彼に独自の視点をもたらしました。

    信頼の共通点:金融の「信用」と宗教の「信仰」は、共に「目に見えない結びつき」を扱うもの。

    客観的な理解:一度組織の外に出たからこそ、伝統の重みに縛られず、現代人の感覚に寄り添った仏教の解釈が可能になりました。

    2.心理学を「慈悲の技術」として活用する
    〜「行動」から「心」を整えるアプローチ〜

    大学で学んだ社会心理学のテクニックを、単なる交渉術ではなく、心の障壁を取り除くための「実践的なステップ」として統合しています。

    フット・イン・ザ・ドア: 小さな同意を積み重ね、大きな目的へ導く。
    ドア・イン・ザ・フェイス: 譲歩の心理を利用し、本命の願いを通す。

    ポイント:仏教が「心の在り方」を説くのに対し、心理学は「行動の仕組み」を説きます。
    行動を変えることで、結果として心が静まっていくという逆転の発想です。

    3.「個」の純粋な想いに立ち返る
    〜400年前の侍が教えてくれる供養の本質〜

    副住職を務める妙泉寺の成り立ちは、権威ではなく「一人の息子の情愛」にありました。

    侍の祈り:戦国大名の重臣・花房正成が、亡き父を弔うために私邸近くに築いたのが始まり。

    供養の本質:制度や形式ではなく、「誰かを深く想い続けること」こそが、時代を超えて繋がる祈りの本質であると教えてくれます。

    4.変化を恐れず「形」を更新する
    〜伝統を現代語にアップデートする〜

    谷口氏は「檀家制度のないお寺(みんなのお寺)」という革新的なモデルを提唱しています。
    みんなのお寺はこちらから

    拘束から解放へ:「次世代に負担をかけたくない」という現代の不安に対し、家の縛りがない、個人がいつでも戻れる場所を創出。

    翻訳する勇気:伝統を守るとは、形を固執することではありません。時代に合わせてその精神を「翻訳」し続けることこそが、真の継承です。

    日常の悩みを晴らすために。公開録音の模様をお届けします。

        
  •   変わりたいのに変われない 現状維持を望む心のブレーキ
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    「自分を変えたいのに、どうしても一歩が踏み出せない」ーーそんな心の葛藤は、決してあなたが弱いからではありません。

    心理学の「現状維持バイアス」と、仏教の真理「諸行無常」。
    この2つの視点から、心のブレーキを外して軽やかに踏み出すためのお話。

    1.ブレーキは「心が正常に動いている証拠」
    〜自分を責めるのをやめる〜

    新しい挑戦を前に不安になるのは、生物として備わっている防衛本能です。

    現状維持バイアス: 私たちの脳には「今の場所が安全なら、そこを動かないのが最善」というプログラムが刻まれています。

    慈しみの第一歩:「動けない自分はダメだ」と責めるのではなく、「怖がっているのは、生命維持機能が正常に働いているからだ」と、まずは現状の自分を認めてあげましょう。

    2.「止まっていても守られない」と知る
    〜諸行無常の真理を受け入れる〜

    「何もしなければ、今の幸せが維持できる」というのは、実は思い込みに過ぎません。

    諸行無常: この世のすべては移ろい、一瞬たりとも同じ形に留まることはありません。
    静止は後退と同じ:世界が常に変化している以上、自分だけが同じ場所に留まろうとすると、周囲から取り残され、結果的に状況は悪化してしまいます。

    ポイント:「守るためにこそ、動かなければならない」。この視点の転換が、停滞を抜け出す鍵となります。

    3.「何を失うのか?」を冷静に問い直す
    〜主体的選択で人生の質を高める〜

    変化を恐れるとき、私たちは「実体のない不安」を膨らませがちです。

    喪失の正体:「失敗して傷つくこと」を恐れて何もしなくても、時間は過ぎ、今の状況はいずれ失われます。

    後悔しないために:何もしないまま訪れる「受動的な喪失」よりも、自分で選んで行動した結果(たとえ失敗でも)の方が、納得感を持って次のステップへ進めます。

    4.エネルギーを「自分」から「相手」へ
    〜視点をシフトしてブレーキを外す〜

    「自分がどう見られるか」という自意識が、ブレーキを強く踏ませています。

    自分軸から相手軸へ:「自分が傷つきたくない」という内向きの意識を、「誰のために何ができるか」という外向きの意識へシフトさせます。

    慈悲の推進力: 誰かの困りごとを解決したい、笑顔が見たいという想いにフォーカスしたとき、自己防衛の恐怖は、一歩を踏み出す力強いエネルギーへと変わります。

    仏教には「冬は必ず春となる」という言葉があります。

    すべてが移り変わる(無常である)からこそ、今の苦しみや停滞も永遠ではありません。

    あなたが今、失うことを恐れて必死に守っているものは、10年後も同じ形でそこにあるでしょうか?
    もし世界が止まってくれないのなら、自分を守るためのブレーキを少しだけ緩めてみてください。
    誰かのために踏み出したその小さな一歩の先に、新しいあなたの季節が始まります。

        
  •   当たり前の日常に感謝を見つける『心の目』の磨き方
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    感謝とは無理にひねり出すものではなく、日常に隠れた奇跡を「見つける」。
    人生の彩りを取り戻すためのお話。

    1.「当たり前」という壁を壊す
    〜「有り難い」の反対にある感覚〜

    「ありがとう」の語源は「有ることが難しい(稀である)」こと。
    私たちは、日常の風景を「当然の権利」だと思った瞬間に、感謝の心を失ってしまいます。

    身近な奇跡に目を向ける:「今日も心臓が動いている」「朝、目が覚めた」といった、生命の根本的な営みに意識を向けてみましょう。

    現実的な動機でいい:「家庭の平和を守るため」といった、人間味のある動機から感謝を習慣化するのも立派な入り口です。

    2.「想像力」でタイムトラベルする
    〜失った状態をシミュレーションする〜

    当たり前の価値を再認識するツールは、あなたの「想像力」です。

    最悪を想定する:「もし、この人が明日いなくなったら?」「もし、この仕事が突然なくなったら?」とあえて考えてみます。

    現状を再評価:「なくなった状態」から今を眺めることで、色褪せていた日常が、実は奇跡的なバランスの上に成り立つ「有り難いもの」として輝き出します。

    3.「足るを知る」ための引き算
    〜器を満たすのではなく、欲を整理する〜

    仏教の教え「少欲知足(しょうよくちそく)」は、現代の消費社会に対する強力な処方箋です。
    欲の際限のなさを知る:外側の器(お金や承認)を満たし切ることは、不可能です。

    視点を変える:追いかけるのをやめ、欲を整理することで、初めて「すでに自分は満たされていた」という静かな充足感に辿り着けます。

    4.自分の心の声を「俯瞰」する
    〜「十界」のどこにいるかを見極める〜

    人間の心には「地獄」から「仏」まで10の世界(十界)が混在しています。
    自分の声が自分を作る:脳は他人の言葉以上に、自分の声を一番近くで聴いています。

    アウトプットの習慣:日記を書く、あるいは思いを声に出すことで、今の自分が「餓鬼(欲)」や「修羅(怒り)」に支配されていないか客観視できます。気づくだけで、心は整い始めます。

    5.極限状態が教える「つながり」の贅沢
    〜孤独を知ることで見える光〜

    谷口氏がコロナ禍の修行中に経験した隔離生活は、「当たり前」の崩壊を教えてくれました。

    失って気づく尊さ:仲間と読経する声、家族の顔。誰とも話せない孤独を経て、それらがどれほど贅沢なことだったかを痛感したと言います。

    再会の有り難さ:孤独の底を経験したからこそ、理屈を超えた「他者とのつながり」への感謝が生まれます。

    今日、何に光を当てますか?
    感謝とは、義務ではなく「見つける」です。

    最後に、ご自身に問いかけてみてください。
    「もし明日、あなたの日常から一つだけ『当たり前』が消えるとしたら、あなたは何を一番恋しく思いますか?」

        
  •   自己開示のさじ加減 どこまで心を開いていい?
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    相手との心の距離を適切に測り、真に伝わる言葉を届けるためのヒントのお話。

    1.「察して当たり前」
    ~現代のコミュニケーション~
    かつての「背中を見て覚えろ」という教育や、言葉足らずな指示(例:弁当を頼まれたらお茶も買うのが当然)は、現代では通用しません。

    デリケートな風景:現代は、良かれと思った一言が深刻な断絶を生む時代です。
    「察せよ」は暴論: 相手が何を求めているかを、かつてよりも細やかに、慎重に観察しなければならない局面に私たちは立っています。

    2.アドバイスが「武器」に変わる瞬間
    〜成功体験の罠と圧迫感〜
    良質な指導のつもりが、相手には「恐怖」として伝わってしまうことがあります。

    論理の押し付け:トラブルに対し「なぜ?」と問い詰めることは、一見正論ですが、相手から逃げ場を奪い、相談そのものを躊躇させる原因になります。
    自分の正解=相手の正解ではない:自分が救われた手法であっても、それが今の相手を救うとは限りません。

    3.仏教の智慧:対機説法(たいきせっぽう)
    〜相手の「器」に合わせて言葉を選ぶ〜
    相手の心の状態(機根)を見極め、それに適した「伝え方」を選ぶ。
    相手を以下の3つのパターンで観察してみましょう。
    相手の状態求めるものミスマッチによる弊害

    ・解決策を探したい共に考える導き答えを押し付けると、主体性を奪う
    ・方法だけ知りたい今すぐの正解「なぜ?」と問うと、絶望させる
    ・受容してほしい辛さの肯定解決策を出すと、拒絶感を生む

    4.「自分語り」というエゴを捨てる
    〜「俺の頃は…」が相手を追い詰める〜
    相談を受けたとき、つい自分の苦労話や成功体験を語りたくなりますが、これは多くの場合「語り手の快感」でしかありません。

    重荷になる物語:「自分はこうして乗り越えた」という話は、今の相手にとっては「それができない自分への否定」に聞こえるリスクがあります。
    利他の精神:自分の知恵を披露したい欲求を抑え、「今、この人の心に響くのは何か」を徹底的に思索することがリーダーの務めです。

    5.あえて「踏み込まない」という智慧
    〜プロフェッショナル・ディスタンスの重要性〜
    誰もが常に「心を開きたい」わけではありません。
    適切な距離を保つこと自体が、最高のおもてなしになることもあります。

    引き算の智慧:相手の表情や佇まいから「どのレベルの接触を望んでいるか」を察し、あえて深く踏み込まない勇気を持つこと。
    言葉を置いておく:相手の心に響きそうな言葉をそっと差し出すだけで留める。
    その節度が、成熟した大人のコミュニケーションです。

    言葉の基準を「自分」から「相手」へ究極のコミュニケーションとは、自分の「認められたい」という欲求を制御し、相手を利する(利他)ことに集約されます。
    今日、あなたが対話する相手は、どの段階にいるでしょうか?
    言葉を発する前に一呼吸置き、相手の「心の色」を静かに観察することから始めてみてください。

        
  •   物事を考える力『思考力』を磨く
    <タップで内容表示>

             
             

    会社に対して「怖い」という感情を抱くのは、心が発している非常に重要なサインです。
    その正体不明の恐怖を、仏教の智慧である「思考の分解」を使って紐解き、心を整える技術のお話。

    1.苦しみの正体は「理想と現実の差」
    〜「一切皆苦(いっさいかいく)」から始める〜
    仏教では、この世のすべては「思い通りにならない(=苦)」であると説きます。

    ギャップの認識:「上司に認められたい(理想)」と「叱責される(現実)」。この差が苦しみの根源です。
    発射地点:無理に差を埋めようとするのではなく、「今、これだけの差があるのだ」とありのままに認めることが、心をラクにするスタートラインになります。

    2.「事実」と「感情」を切り分ける
    〜「怖い」というサインを見逃さない〜

    「辛い」が理性的な言葉であるのに対し、「怖い」は感情が事実を完全に飲み込んでしまった危険な状態です。
    一色単(いっしょくたん)にしない:クレーム、納期、人間関係などを一つの巨大な塊にして「会社=怖い」と錯覚していませんか?
    境界線を引く:恐怖という感情に支配される前に、起きている「個別の事実」を一つずつバラバラに分解することが不可欠です。

    3.仏教のフレームワーク「十如是(じゅうにょぜ)」
    〜「因(いん)」と「縁(えん)」で分析する〜

    パニックを鎮めるために、物事を多角的に分析する「十如是」の智慧が役立ちます。
    因(直接的な原因):自分のミスや遅刻など。
    縁(外的な要因):上司の家庭環境、会社の文化、上司がさらに上の役員から受けているプレッシャーなど。
    ポイント:「自分がダメだから怒られた(因)」と自分を責めるだけでなく、相手を取り巻く「環境(縁)」にも目を向けます。
    「相手にも事情がある」と俯瞰することで、過度な恐怖心から解放されます。

    4.「無我(むが)」の視点と心のケア
    〜自分を横に置く、ただし我慢はしない〜

    「私が傷ついた」という強い「我(が)」を一度手放してみることで、世界の見え方が変わります。
    視点のシフト:「相手は何に困っているのか?」と尊重する視点を持つと、関係性は円滑になります。
    コップの水を出す:無我は「我慢」ではありません。
    限界を迎える前に、信頼できる人に気持ちを「出す」ことが大切です。
    心(コップ)の中を空にして自分を慈しんだ上で、現場では冷静に智慧を使いましょう。

    受け止め方を変えれば、景色が変わる
    「思考の分解」をしても、厳しい現実がすぐに消えるわけではありません。
    しかし、混濁した恐怖を整理することで、心の痛みは確実に和らぎます。

    今日、感じている「もやもや」を紙に書き出してみませんか?
    それは「事実」ですか? それとも「感情」ですか?自分のミス(因)以外に、どんな環境(縁)が影響していますか?
    ほんの少し分解するだけで、昨日より軽やかな一歩が踏み出せるはずです。

        
  

「心理学×金融×仏教」という異色のキャリアを持つ方で、その多角的な視点から導き出される日常の悩みを晴らすためのヒントをお話いただきました。

  

ごうちゃんの「照らすこころ」
毎月第2火曜日 9時5分頃からで放送中!

照泰仏堂の幡司剛成(はたしたかのり)さんを迎えて仏具店として人を心を大切に接客してきた中で考え方や人生を楽しく生きる「気付き」や「きっかけ」をお聴きいただいているリスナーと共有していきたいと思っています。

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