ソラジオトーク from OKAYAMAへようこそ。石垣島天文台 研究員の早津です。
今回のテーマは、「石垣島天文台」についてです。
まずは石垣島についてご紹介します。
石垣島は、沖縄本島から南西へ約410km、飛行機で1時間ほど行ったところにある、東シナ海に浮かぶ八重山諸島の島のひとつです。
島の大きさは、県内で1番は沖縄本島、2番はおとなりの西表島についで、3番目です。
南北の長さは約35kmで、南の島の魅力がたくさん、コンパクトに詰まっている島になります。
白い砂浜と透明度の高い海が有名で、特にマンタとの遭遇率はとても高く、世界中から多くのダイバーが訪れることでも有名です。
ですが、石垣島の魅力は星空にもあります。
ラジオ放送でご紹介したように、石垣島は、2018年に日本で初めて星空保護区に認定。
いわば星空版世界遺産に認定されるほど、自然のままの夜空が残っています。
石垣島のガイドブックには美しい星空について特集が組まれ、石垣島天文台もよく紹介されています。
また、ジェット気流や偏西風の影響が少ないため、星は瞬きが少なく、さらに緯度が24度と低いので、全天88星座のうち南十字星を含めて84の星座が観測可能です。
冬場は一等星なら21個全て見ることができます。
ぜひ、観光の際は、星空を眺めていただきたいです。
以上の事から、石垣島は「空の良さ」と「地理的な良さ」をもつ、天文観測の好適地です。
なので、この小さな島に国立天文台所属の観測施設が二つもあるのです。
ひとつは20m電波望遠鏡があるVERA(ベラ)石垣島観測局。
もう一つは、九州沖縄最大口径の可視望遠鏡、むりかぶし望遠鏡を有する石垣島天文台になります。
石垣島は「空の良さ」「地理的な良さ」「施設の良さ」三拍子揃っている。
日本からの天文観測において普遍的な価値をもった島ということになります。
ちなみに「むりかぶし」とは、八重山地方の方言で「すばる(プレアデス星団)」を指します。
2006年の竣工時に市民からの公募で名付けられました。
105cmの一枚鏡をもつ、むりかぶし望遠鏡は、400kmはなれた沖縄本島の蝋燭の光を捉えられるほどの高い感度をもっています。
石垣島天文台では、一般の方向けに夜の観望会や昼間の施設公開を行なっています。
夜の観望会は現在、土日祝日に、実際にむりかぶし望遠鏡を使用して行なっています。
昼間の施設公開では、ドーム内まで見学いただいて、むりかぶし望遠鏡で撮影した画像や映像をご案内したり、「宇宙シアター」という3Dメガネを使用して宇宙を立体的に感じていただく上映会も行っております。
8月に石垣島へのご旅行を検討している方は、石垣市が主催する南の島の星祭りをチェックしてみてください。
2024年は、8月10日(土)です。
また、高校生向けの「美ら星研究探検隊」も2024年8月7日~8月9日にあります。
むりかぶし望遠鏡やVERAを使って研究体験をする2泊3日のプログラムです。
昨年度の高校生たちは小惑星候補をみつけて、天文学会のジュニアセッションで成果を発表しました。
私も微力ながら観測のお手伝いをさせていただき、とてもよい思い出になりました。
なかなか石垣島は遠くて来られない、という方はぜひ、石垣島天文台の南十字星モニターを眺めてみてください。
↓アクセス先↓
リアルタイムの石垣島の南の空の様子がご覧になれます。
夏は画角を変えて天の川モニターになります。
モニターのメンテナンスは私の仕事なのですが、実は二週間後の31日も放送のお時間をいただいておりまして、その際に南十字星や研究員の仕事について少しご紹介したいと思っています。
また東京都東久留米市のラジオ「くるめラ」でも二ヶ月に一回のレギュラーコーナーを担当させていただいています。次回は2024年7月10日(水)10時にご視聴いただけます。
広報・教育・研究の各方面において運営をつづける石垣島天文台ですが、その継続的な業績を讃えられ、令和4️年度と5年度2年連続で天文学の賞をいただきました。
これからもスタッフ一同一層励んでまいりますので、進化し続ける小さな天文台、石垣島天文台にぜひ一度訪れてみてください。
それでは、31日の放送でまたお会いしましょう!
以上解説は 石垣島天文台 早津でした。
ソラジオトーク from OKAYAMAへようこそ。石垣島天文台研究員の早津です。
今回のテーマは、「石垣島天文台の研究員のお仕事」についてです。
さて、梅雨入りを迎えた石垣島ですが、島の気候は比較的過ごしやすく、固有種のヤエヤマヒメボタルが見頃を迎え、石垣産の果物、パインやバナナなどが旬を迎えています。
私が石垣島に研究員として暮らし始めて1年と9ヶ月が経ち、魅力たっぷりのこの島に日々心癒されながら、石垣島天文台ライフを満喫しております。
私の仕事は石垣島天文台にある「むりかぶし望遠鏡」をつかった科学観測のオペレーションや、チリにあるアルマ望遠鏡をつかった研究です。
研究以外にも教育活動や広報普及活動も業務に入っています。
様々な活動を通して、どうしたら石垣島天文台の研究員になれますか?
どんな仕事をしているんですか?と嬉しい質問を何度かいただいたことがあります。
ですので今回は、エピソードを交えながら、
○石垣島天文台研究員のなりかた
○研究員の仕事で楽しかったこと
○自分の研究について
の三つについてご紹介したいと思います。
○まずは、石垣島天文台研究員のなりかたについてです。
前回のオーディーで、石垣島は「空の良さ」「地理的な良さ」「施設の良さ」
三拍子揃っている、日本からの天文観測において普遍的な価値をもった島ということをご紹介しました。
その「施設の良さ」について、
VERA石垣島観測局とともに重要な役割をになう石垣島天文台では、八重山星の会職員と国立天文台職員が常勤しています。
私の雇用枠は、国立天文台天文情報センター特任研究員になります。
求められるスキルは、
・天文学関連分野の博士の学位またはそれと同等の能力・経験を有すること
・天文学研究および教育・広報普及に関する知識と経験を有すること
となっております。
研究員以外にも運用支援、事務、装置開発、望遠鏡整備など色々な石垣島天文台への関わり方があります。
また、石垣市や琉球大学も、石垣島天文台運営機関の一つです。
他の天文台では趣味として星空案内人などの資格を取得し、天文台職員になった方もいるそうです。
天文学はいろいろな興味と繋がることのできる学問だと思いますので、お仕事にするかどうかに関わらず、例えばこのラジオの時間を少しのきっかけにして「宇宙って面白いなぁ」と興味を持ち続けていただけましたら幸いです。
では、次の話題です。研究員の仕事で楽しかったことについて。
以前、「天文台では1日にどんな仕事をしていますか?」とお尋ねいただきまして、そこからご紹介したいと思います。
何時に何をします、みたいなものを言いたかったのですが、本当に日によるし、時期によるのでなんとも言えません。
大体締め切りに追われています。
論文や観測提案や次の職の応募や発表や研究費申請など、あります。
研究会を主催して研究者に来てもらうこともありますし、発表しに国内や海外に出張することもあります。
夜に観測ができそうなら遅めに出勤して、メールチェックや最近でた論文のチェックをしたり、リモートで共同研究者や友達の研究者と議論や教科書を読む会をしているので、その準備をします。
それが研究活動そのものになったり、研究の準備になったりします。
あとはモニターのメンテナンス、ミーティング、観測準備と観測を行ったりします。
そんな生活の中で、もちろん楽しいことばかりではないですが、一番楽しいのはやっぱり研究だと思います。
研究については次の話題で話すとして、色々な業務をやれるのが石垣島天文台の研究員の特徴的なところだと思いますので、それをいくつか紹介します。
まず、ただ楽しい仕事はモニターを作る時のドリルをつかった穴あけです。
あのDIYなどのドリルです!
前回のオーディーでも南十字星モニターについて少しご紹介しましたが、モニターは研究員によって自作されています。
先代から受け継いだノウハウを継承しつつ、湿気や老朽化と戦いながら、不具合の起こらないようメンテナンスしております。
他にも、美ら星研究体験隊という、高校生との小惑星探査のイベントはとても思い出深かったです。
参加する前は、2泊3日の研究体験とはいうけれど、お膳立てされたプログラムをやって帰っていくだけなのだろうと、正直言って甘くみていたところがあったのですが、高校生たちの「絶対見つけてやる!」という熱意や、総意工夫には本当に良い刺激を受け、しかも実際に候補天体を見つけるという快挙を成し遂げました。
私も夜通し興奮しながら観測のお手伝いをし、教育活動の奥深さを肌で感じた濃い経験でした。
あとは東京工業大学と連携している「ガンマ線バースト」という宇宙空間で起こる爆発現象の即時観測も、稀有な体験でした。
アラートが発令されたのは、一般の方向けの観望会が終わって、望遠鏡を終了しようとした時でした。
その頃はまだ科学観測のしかたを覚えたてで、しかも休日だったので上司もいない状態で、ものすごく緊張しながら観測したのを覚えています。
今までの研究ではリアルタイムで天文現象を追うことがなかったので、後日ちゃんと観測されていることが確かめられた時ははじめて味わう達成感がありました。
○最後に、自分の研究について簡単にご紹介します。
石垣島天文台の研究員には、個人研究の時間が勤務時間の50%、割り振られています。
その時間を使って、宇宙の隠された歴史を知るために研究しています。
大まかにはいろんな観測事実と理論から説明できているのですが、宇宙の進化とともに、どんな種類の銀河がどんな割合で生まれて、現在の宇宙に至ったか、という銀河形成の変遷や星形成の歴史に関してはまだ議論の余地があります。
なので新しい観測装置や解析方法を試すと、
例えば
「実はあの時代にこんな種類の銀河が暗躍して、その後の歴史に重要な役割を果たしたのではないか?」のような、ヒントみたいなものがたくさん見えてきます。
人類の歴史と似ているかもしれませんが、ざっくばらんには、そんな感じの研究をしています。
前回のラジオでご紹介した南十字星の中には、コールサックと呼ばれる可視光で暗く見える部分があります。
この暗く見える部分は星間ガスや星間ダストです。
※星間ガス(Interstellar gas)とは、宇宙空間に漂う水素やヘリウムを主体とした気体のことである。その密度は、水素原子が数個程度という希薄なものであるが、高密度に集積すれば、星雲として恒星が生まれる母胎にもなる。
※星間ダストとは、宇宙空間の星々の間には、無数の小さな固体微小粒子が漂っています。それらは、「星間塵」あるいは「星間ダスト」と呼ばれ、小さいものでは数ナノメートル以下のものまであります。
このような小さな領域は遠方銀河では細かく調べることはむずかしいです。
ですが、可視光では暗く見えている領域も、他の波長では明るく見える場合があります。
そこで、アルマ望遠鏡のような感度の高い、遠赤外線の光を捉えることのできる装置で、遠方銀河を観測することが重要になります。
※アルマ望遠鏡とは、南米チリの標高5,000mの高地に建設され、2011年に科学観測を開始したこの巨大望遠鏡。星や惑星の材料となる塵やガス、生命の材料になるかもしれない物質が放つかすかな電波を、とらえることができます。惑星誕生のメカニズムや地球外生命の可能性を明らかにし、私たちのルーツを宇宙にたどること。日本を含む22の国と地域が協力して運用するアルマ望遠鏡。「ミリ波・サブミリ波」と呼ばれる電波です。
また、アルマ望遠鏡の波長域で遠方銀河、特に星間ダストで覆われている銀河には、観測に適した効果が起こります。
ダストに覆われている銀河を宇宙の遙かなたに持っていったとして、暗くなる効果と、宇宙膨張で光の波長が伸びる効果がうまいこと合わさって、遠赤外線の波長だけほぼ同じ明るさを保ったままになります。
これを負のK補正と言い、だからこそアルマは遠方銀河観測で大きな成功を収めているのですが、などと、これ以上はとても長くなってしまうので、この辺で。
石垣島天文台は、島内外の見学者の皆様からの暖かいご理解・ご後援、さらに天文学の賞を賜りましたことを励みに、今後も天文学の発展に一層尽力していきます。
これからも成長し続ける石垣島天文台にぜひ訪れて、南の島の美しい星空を堪能してください。
また東京都東久留米市のラジオ「くるめラ」でも二ヶ月に一回のレギュラーコーナーを担当させていただいています。次回は7月10日(水)10時からアプリやWebからご視聴いただけます。
以上解説は 石垣島天文台 早津でした。
ソラジオトーク from OKAYAMA 今回は、番組リスナーの方より質問がありました。「宇宙の果てってどうなってるの?」
この質問をしました。
岡山理科大学 福田先生
京都大学岡山天文台 戸田先生
宇宙の果てってどうなっているのでしょうか?
あくまでイメージとしては、無限に広がる?だとか、真っ暗?狭くなっていく?など、色々な想像があるかと思います。
結論としては、調べる方法が現段階では無い。
約138億光年の距離が観測可能な宇宙の果て。
宇宙の果てがどうなっているか?はわからない。とのこと。
しかし、宇宙は広がり続けている。広がり続ける環境・状況にあるとのことです。
この「宇宙の果て・広がり続ける」には、宇宙空間にあるいまだ正体不明の物質「ダークマター」「ダークエネルギー」を知る必要があるようです。
また、我々の住む地球は、天の川銀河・銀河系・太陽系・我々の銀河などと呼ばれるのですが、銀河自体は広がっていない。銀河同士がぶつかっていることもある。という話も。
質問をくださったリスナーの方、回答になりましたでしょうか?
番組への質問・メッセージは、番組HPへお願いします。
ソラジオトーク from OKAYAMAへようこそ 今回は、いい今日と、いい未来を照明から パナソニック 山田さんの解説です。
Q.山田さんの部署では、どんなことを専門にされていますか?
私の部署では、照明器具を用いてどのような光環境を作ることができるか。つまり照明設計の手法の研究を専門にしています。
Q.光環境をつくる照明設計とは、いったいどんな仕事なんでしょうか?
照明設計は、建物がもつ機能に合わせて、照明器具の台数や配置を検討し、適切な光環境、簡単に言うと明るさになるように設計することです。
Q.具体的な例をいくつかありますか教えてください。
オフィスは白っぽい光で明るいイメージがあるかと思いませんか?一方、カフェなど暗っぽくて落ち着いたイメージがありますよね。
空間によって必要な照明の色や明るさが変わってきます。そうした、光や照明の技術開発をしているのが、照明設計という仕事です。
Q.照明器具の勉強というのは基本どういった分野で学ぶものですか?
基本的に照明は、建築物に付随するものですので、大学などでは主に建築学科にて照明工学という学問で学びます。
それ以外に照明そのものである照明器具に関しては様々な部品から作られており、電気の知識や機械の知識が必要にもなります。
Q.LEDについて教えてください。
LEDとは、Light Emitting Diodeの略で発光ダイオード、いわゆる半導体に電気を流し、発光させております。
特徴としては今まで使用していた蛍光灯よりも高寿命、高効率つまり電気代が安いということですね。
照明は、約60年周期で変わっていると言われており、エジソンが発明した白熱電球から蛍光灯そして現在のLEDへと進化してきました。何十年か後はLEDに置き換わる新たな照明が生まれるかもしれませんね。
ここまで、照明についてお話してきましたが、放送分の「光害」について振り返りをお願いします。
今回のテーマは、「光害について」でした。
放送分で解説したように、光に害と書いて「ひかりがい」と読みます。
これは、照明の設置方法や光を照らす範囲が不適切で景観や周辺環境への配慮が不十分なためにおこるさまざまな影響をいいます。
井原市の方々からの要望で開発した光害対策型のLED防犯灯・道路灯は、2020年1月に国内で初めてダークスカイに「星空に優しい照明」に認証されました。
「星空に優しい照明」の認証は、光害問題に取り組む米国のNPO団体であるダークスカイが認証するもので、主に、星空を見えにくくする上方への光の漏れが一切ないこと(上方光束比0%)、青色光が少ない電球色である3000K(ケルビン)以下の色温度であることが求められます。
Q.上方向へ光が漏れるというのは、上方光束比0%。これは、どういった状況なのでしょうか?
基本的に照明は、下方向に照らして、屋外であったら道路や歩道などを明るくします。言ってしまえば上方向への光は不要な光で、上方向へ光が漏れるというのは、不必要に夜空を明るくして天体観測に影響を与えたり、マンションなどの住宅への差し込み光となり安眠を妨害するなど、自然や生物へ悪影響を与える状況になりかねません。
Q.光の色の影響について教えてください。
照明器具は、色々な色の光が混ざって白色に見えます。それは色温度の違いによって光の色が異なって見えます。色温度が高いほどつまり青白い光の方が、大気中への散乱が起こってしまいます。
一方で色温度が低いつまりオレンジ色の光は散乱が起こりづらいです。これは身近なところで言うと、夕日が赤い現象と同じですね。
夕方は日中に比べ、太陽と人間の距離が長く、青い光は散乱してしまい、オレンジ色の光だけが人間に届くのです。
まとめますと色温度が高い白い光は夜空を明るくする可能性があり、色温度が低いオレンジ色の光は夜空を暗く保持します。そのため光害を抑制するためには低色温度の照明が望ましいです。
パナソニックが開発した本製品は、先ほどのダークスカイの規定を満たしております。
パナソニックが作った防犯灯・道路灯を設置し、岡山県井原市美星町は、2021年11月にアジア初の認定となる「ダークスカイ・コミュニティ」になりました。
Q.ちなみに次はどこ?
色々な自治体・全国でパナソニックが開発した防犯灯・道路灯を設置し、夜空を守る活動の検討が広まっている状態です。
美星町の活動は、非常にいい例となっています。
懸念として、上方向の光は、壁を照らしたり、顔を照らしたり、そういった要素もがあります。防犯灯としては、安全につながる光となります。
上方向への光が無くなってしまうというのは、安全性から少し劣る。この照明器具をつけるためには、そのエリアの方々の理解が必要になります。
美星町の方たちは、星空を守りたいという、誇りがあり、導入に至ったわけです。
Q.「ダークスカイ・コミュニティ」は星空版世界遺産ということですね!
はい、先ほどのダークスカイが認定する星空保護の認定制度は、認定される地域によって色々な種類があるのですが、ダークスカイ・コミュニティは、光害に対しての優れた取組が実施されており、周辺地域への模範となる町や市といった自治体単位が認定対象です。
まちの名前にふさわしい美しい星空環境の保護活動に参加することができました。
星空保護区についてですが、日本で初めて星空保護区に認定されたのは、沖縄県にある「西表石垣国立公園」で「ダークスカイ・パーク」の認定を受けました。
その次に、東京都の離島である神津島は「ダークスカイ・アイランド」の認定を受け、今回紹介した、岡山県井原市美星町は、「ダークスカイ・コミュニティ」の認定。でした。
Q.さて、ダークスカイプレイス・プログラム 星空保護区認定制度ですが、他には?
星空保護区にはリザーブ・アーバンナイトスカイプレイスなどといったその地域の種類によって分かれたカテゴリーがあります。
基本的に星空保護に力を入れている町や市といった自治体であったり、自然公園や施設の認定が多いです。
Q.そして、昨年2023年は?
福井県大野市の南六呂師エリアが、国内4番目の「星空保護区」に認められました。
市街地に近くても暗く美しい夜空を保つ地域が対象の「アーバン・ナイトスカイプレイス」の認定で、この部門ではアジアで初めてとなります。
すごいですね!全国でこういった活動が広がるといいですね!
はい、これからもパナソニックは、温かみのある光で、落ち着いた夜の景観を演出し、人の暮らしと星空が共存するまちづくりへ貢献していきます。
そういえば、蛍光灯が今後2027年に製造が禁止となります。今後LEDに代えていかないと、使えなくなります。
Q.蛍光灯がつかえなくなる?
基本LED照明は、本体ごと代えるものが多いです。LED化に伴い工事が必要になるケースが多いです。そのためなるべく早めのLED化のご検討をお願いします。
冒頭でお話したように、照明設計を考えた商品づくりを今後していきます。
我々が環境に配慮し、生物との共存をしていくことで、ひとりひとりが地球の環境問題に参加していくことが重要になってきます。
これからの活動期待しています!
以上解説は、いい今日と、いい未来を照明から パナソニック 山田さん。FM岡山 青山がお伝えしました。
天体観測に使う双眼鏡と天体望遠鏡の違いについてです。
どちらも「遠方にある天体を観測するための装置」ということでは同じものです。
大きく異なるのは、天体望遠鏡は片目でのぞくのに対し、双眼鏡はその名の通り両目でのぞく、ということです。
普段モノをみるのと同じように両目を使うため、片目で見るより自然で疲れにくく、遠近感や立体感を感じることができるのも双眼鏡の魅力です。
また、一般的に双眼鏡は片手で持てる程度の大きさ、重さで、星空をながめたいと思った時に、気軽に家から持ち出して使うことができるコンパクトさも特徴であり、天体望遠鏡との違いといえます。
望遠鏡の性能を表す指標の一つに"倍率"があります。
天体望遠鏡が20倍、100倍、さらに200倍などの倍率で使われることがあるのに対して、双眼鏡は7倍、10倍、20倍といった比較的倍率の低いものが一般的です。
望遠鏡を使って夜空を楽しむのに、必ずしも高倍率の方が良い、ということはありません。
倍率が高くなれば小さい天体をより大きく拡大してみることができるようになりますが、低い倍率であれば、大きく広がった天体全体の姿を楽しむことができます。
倍率は観測の目的にあったものを選ぶことが大切です。
例えば、木星や土星などの惑星を楽しむにはある程度の倍率が必要ですので、天体望遠鏡が適しているといえます。
一方、日本では「すばる」とよばれているおうし座の「プレアデス星団」や「ヒアデス星団」、ペルセウス座の2重星団など、大きく広がった天体は、天体全体をひとめで眺める見ることができる双眼鏡が適しているといえます。
次におすすめの双眼鏡についてです。
天体観測に適した双眼鏡としてよく言われるのが7倍50mmの双眼鏡です。
7倍は倍率のことで、50mmはレンズの直径です。
もっと大きなレンズ、直径10cmや20cmといったものもあります。レンズが大きくなればそれだけ暗い星や淡い天体を見ることができるようになってハッピーなのですが、そのような双眼鏡は大きく重くなってしまいます。
逆にもっとレンズが小さくコンパクトなものもありますが、やはりその分みることができる天体が少なくなってしまいます。
星空が見たい!とおもいたったら気軽に持ち出して楽しめるコンパクトさとレンズのサイズがほどよいバランスの双眼鏡、それが7倍50mm程度というわけです。
次に、私なりの双眼鏡の楽しみ方をふたつほど。
天体観望会では、星雲や星団など目的とする天体を決めて、その方向に双眼鏡や望遠鏡を向け、その姿を観察して楽しむ、というのが一般的です。
双眼鏡の楽しみ方のひとつめとして私がおすすめなのは、あえて目的とする天体を決めずに、自分の好きな方向に双眼鏡を向けてただその見えた星空を眺めて楽しむ、というものです。
星空のいろいろな方向を眺めてみると、肉眼では見えなかったたくさんの星や天体があることがわかります。
特に星が多く存在する天の川付近では、いろいろな形の星雲や星団をたくさんみつけることができます。双眼鏡を天の川に沿って動かしていけば、見知らぬ天体や無数の星々の存在に、宇宙の大きさや広さを実感すること間違い無しです。
また、そうやって見つけた天体の中から、気になったものについては、ネット検索などで正体を確認するのもいいでしょう。
自分のお気に入りの天体として、きっと名前と見える位置を覚えることができるのではないでしょうか。次回、星空観察するときの楽しみの一つになると思います。
次に、双眼鏡の楽しみ方のふたつめです。
「双眼鏡を使うときのコツ」として、しっかり固定する、がありました。
手で持つ場合は脇をガッチリ占め、やや足を広げて体が揺れないようにする。カメラ三脚に固定する、という方法もあります。
ただその固定が難しい方向もあります。
それが真上、頭の上の方向です。
双眼鏡を真上に向けるには、双眼鏡を頭の上に持ち上げ、首を精一杯曲げる姿勢が必要で、腕にも首にも無理のあるこの姿勢を長く続けるのは思いのほか大変です。
双眼鏡をカメラ三脚に固定する場合でも、真上に近い方向の場合、カメラ三脚自体がじゃまになって双眼鏡をのぞくのがかなり難しくなります。
真上の星も時間が経てばいずれ見やすい角度に移動しますので、それまでは真上以外の星空を楽しんで待つ、という手はあります。
ただ、真上というのは空が暗く、星も明るく見えるため、星空がもっともきれいにみえる方向です。
せっかくきれいに見える真上の星空ですから、見ないのはもったいないですよね。
そこで私のおすすめは、地面に「ござ」を敷いて寝転んでの星空観察、です。
「ござ」知っていますか。
イグサなどの草でできた敷物で私が小さい頃にはハイキングなどでお弁当食べる時の敷物としてよく使っていました。寝転んだときの井草の香りがなんかとてもいいんです。
最近はビニールシートにとって変わられてほとんど見る機会もへりました。残念です。
ということで、「ござ」でなくビニールシートでもオッケーなので、これを地面に敷いてその上に仰向けにゴロンとした姿勢で夜空を眺めるようにします。
こうすると双眼鏡を支える腕も疲れにくく、姿勢も楽ですので思う存分真上のきれいな星空をながめることができます。
では最後に一言。
私たちはたくさんの星や天体がある広大な宇宙空間に存在し、そのことをあまり意識することなく日々生活しています。
時には、星空がよく見えるひらけた場所にゴザ(ビニールシートでも可)を敷いて横になり、ゆっくりと星空を眺め、広大な宇宙空間に存在している自分のすがたを想像し、実感してみてはいかがでしょうか。
双眼鏡はその手助けとなること間違いなしです。
以上、解説は、日本スペースガード協会 西山でした。
問題にあった「一般的に地球から高度何km以上で宇宙と呼ばれるか。」
正解は、100kmでした。
高度10kmは、積乱雲・入道雲がある高さで、この高度の10km以下で、私たちが住んでいる地球の天気の変化に影響してきます。
また、高度10kmでは、飛行機(ジェット機)が水平飛行するのも高度10km前後です。
高度50kmは、オゾン層の上の端。
高度400kmは、国際宇宙ステーションが飛んでいる高さです。
地球大気と宇宙の間にはっきりとした境目はありませんが、各分野にて解釈は異なりますが、一般的に高度100kmから宇宙と呼ばれる。
この高さを専門的には、「カーマンライン」と呼んでいます。
1957年 人類初の人工衛星「スプ―トニック1号」が旧ソ連から打ち上げられました。さらに、1961年には、旧ソ連の「ガガーリン宇宙飛行士」が宇宙飛行をしました。わずか1時間48分の地球一周と短い時間でしたが、初めて人類は地球から宇宙へ飛び出したのです。
このときの高度は、181kmから372km。100km以上ですから、宇宙を飛んでいますね!
そののち、1969年 アメリカの有人月探査船「アポロ11号」が、月面着陸に成功しました。現在、地球から最も遠くの宇宙を飛行している探査機は、1977年にNASAによって打ち上げられ、1979年に木星に接近、さらに、1980年に土星に接近して探査を行った惑星探査機「ボイジャー1号」です。
もちろん、無人ではありますが、地球から約240億km。天文単位で表すと、約160天文単位。
これは、地球と太陽の距離の約160倍になります。
解説は、京都大学岡山天文台 戸田さんでした。
問題:北半球の日本で、1年のうち一番夜が長い日は、次のうちどれか。
春分・夏至・秋分・冬至
日本の「春・夏・秋・冬」四季の文字が入っています。
春分の日・夏至の日・秋分の日・冬至の日は、毎年同じ日ではありません。ずれることがあります。
2023年
春分の日 3月21日 夏至の日 6月21日 秋分の日 9月23日 冬至の日 12月22日
2024年の春分の日 3月20日
春分の日は、春の季節に「昼と夜の長さがちょうど半分に分かれる日」実際には、昼の方が少し長い。
夏至の日は、夏の季節に「太陽が最も北に至る日」
秋分の日は、秋の季節に「昼と夜の長さがちょうど半分に分かれる日」実際には、昼の方が少し長い。
冬至の日は、冬の季節に「昼が最も短いときに至った日」「太陽が最も南に至る日」
問題では、日本で、1年のうち一番夜が長い日なので、答えは、冬至の日。
冬至の日…一年で正午の太陽の位置が一番低くなる日
夏至の日…一年で正午の太陽の位置が一番高くなる日
日の出の方向と日の入りの方向でも説明します。
春分 「太陽が真東からのぼり、真西にしずむ」昼と夜の長さがほぼ同じになる。
夏至 「太陽が真東の北よりからのぼり、真西の北よりにしずむ」昼の時間が最も長くなる。
秋分 「太陽が真東からのぼり、真西にしずむ」昼と夜の長さがほぼ同じになる。
冬至 「太陽が真東の南よりからのぼり、真西の南よりにしずむ」昼の時間が最も短くなる。
それぞれ「太陽の位置」が変化するため、「昼と夜」の長さに変化がでてくる。
そして、地球は、一年で太陽の周りを一周しているが、ぴったり一年で一周しているわけではありません。
「一年と約6時間かけて太陽の周りを一周しています。」約6時間というズレが、それぞれの日付が変わる理由です。
★豆知識★
冬至の日は、昼の時間が最も短くなるという説明でしたが、日の出が一年で一番遅く、日の入りが一年で一番早い日ではありません。
○日の出が一番遅いのは「冬至の日」より一週間くらい前 ○日の入りが一年で一番早いのは「冬至の日」から一週間くらい後
解説は、京都大学岡山天文台 戸田さんでした。
放送分で解説したように、紀元2世紀の天文学者プトレマイオスがまとめたプトレマイオスの48星座(トレミー星座)にこの星座があります。
2月ころのよい空で、南の地平線に低く見えるアルゴ座です。
この船の星座はギリシャ神話のイアソンのアルゴ船冒険記にある船足の速い高速船でした。
アルゴの名前は、この船をつくった船大工のアルゴスの名を命名したものです。
この船には勇者ヘルクレス、名医アスクレピオス、琴の名人オルフェウス、乗馬の名人カストル、ボクシングの達人ポルックス、など現在の星座にも登場する若者たちを乗船させてコルキスの国に奪われた黄金の羊を取り戻す旅に出かけたのです。
南半球の星空で高くよく見える星座ですが、あまりにも大きな星座であるため、17世紀ころには4分割され、らしんばん座、とも座、ほ座、りゅうこつ座になっています。
船の骨組みをあらわす「りゅうこつ座」にはアルゴ船の水先案内人の名がつけられた1等星カノープスが輝いています。
岡山では2月12日の21時ころ、南の地平線上に角度で約3度の高さにカノープスが見えるのですが、高度が低いため大気の影響で少し暗いオレンジ色の星に見えます。
もう一つのテーマに挙げたいのは、以前勤めていた「天文博物館五島プラネタリウム」にあった、カールツァイスⅣ型プラネタリウム投影機1号についてお話します。
東京渋谷駅前の東急文化会館8階に完成した天文博物館五島プラネタリウムの開館は1957年。
戦後の東京にプラネタリウムをという天文・博物館関係者の思いから生まれたプラネタリウム。
1945年の空襲により東日天文館のカールツァイスⅡ型プラネタリウム投影機が焼失し、東京近郊にプラネタリウム施設はない状態にありました。
天文博物館五島プラネタリウムの機器には、西ドイツカールツァイスⅣ型プラネタリウム投影機1号が導入されました。
当時約7000万円。大学初任給は約1万円の時代です。
当時の最新技術を駆使したプラネタリウム投影機が設置されて1957年4月1日に開館しました。
その後、国内に多くのプラネタリウムが建設され、東急文化会館の解体もあり、2001年3月に閉館となりました。
カールツァイスⅣ型プラネタリウム投影機1号の星が写るドーム・スクリーンは、直径20mの平床式で、453席の座席は同心円状に配置され、1,000Wのタングステン球2個により6.5等星まで約8,900個の星を投影しました。
当時の番組内容は、季節の星空案内と天文の話題でまとめられ、約1時間を生解説で行いました。
天文の話題は、日食・月食や流星などの天文現象、位置天文学、恒星進化、宇宙論、古天文学、宇宙探査など多岐にわたっていた。天文学的な内容については、毎月開かれた学芸委員会で吟味されていました。
カールツァイスⅣ型プラネタリウム投影機1号は、すべての機能の制御はコンピュータ等ではなく、歯車やモーター機構で動き、電気的なスイッチやつまみでそれぞれの操作を実現しています。
美しい星空を作り出すこの投影機は、現在・過去・未来の太陽・月・惑星や星空の正確な動きをドームスクリーンに投影することができる精巧さをも持っており、「ツァイス君」の愛称で多くのファンに親しまれました。
手動での操作をしながら、ポインターでの説明とまさに、「二刀流」。機器はドイツ製であるため、ドイツ語で表記されたスイッチ操作は慣れが必要でした。
五島プラネタリウムが開館した年、10月4日に旧ソ連が世界最初の人工衛星スプートニク1号の打ち上げに成功しています。
これによって宇宙開発の幕が切って落とされました。
1957年は国際宇宙観測年にあたり、この人工衛星の役割は、地球をまわる軌道上で、電波を反射したり吸収する働きをする電離層の観測と、電波の伝播実験を目的としていました。
宇宙から地球を観測する道を開いたという点で画期的なプロジェクトだったといえるでしょう。
以上解説は、伝説のプラネタリアン コスモプラネタリウム渋谷 村松でした!
ソラジオトーク from OKAYAMAへようこそ 鏡野観光局地域おこし協力隊 川北です。
今夜は、「鏡野町」についてお話をします。
鏡野町は、鳥取県境に位置します。
山に囲まれた町内を岡山三大河川の吉井川が流れていて、キャンプやスキーを始めとした豊かな自然の中で体験体感できるアクティビティが数多くあります。
岡山市内からは車で約1時間20分。
温泉があって、滝があって、紅葉もあります。
「うーんっ」と深呼吸をすれば、身体が柔らかい空気で満たされる、自然豊かな小さな里山です。
ここ鏡野町には、地球に接近する小惑星や、地球の軌道上にある使い終わった人工衛星やロケット、その破片などの「スペースデブリ」(宇宙ゴミ)の観測を行っているレーダーによる観測施設「上斎原スペースガードセンター」があります。
鏡野町で星空観察会を行っていますが、観察会の時にも流れ星のようにみえます。
人工衛星は、空が暗くなった時間帯6時~8時ぐらいの間でしょうか?
人工衛星は、太陽の光を反射してみえるため、流れ星と間違えてしまうこともあるくらいです。
ちなみに雷は秒速340m。
問題:人工衛星は次のうちどのくらいの速さで地球をまわっているでしょうか?
正解は、秒速8kmです。これは、1時間半くらいで地球を一周できるスピードです。
ここ鏡野町では、4月から星空観察会を定期的に行っています。
空の暗さと自然を生かしたアクティビティも現在企画中です。
鏡野町では、奥津湖カヤック体験・サップ体験・トレッキング・キャンプ場・温泉など、自然を体験しながら1日楽しむことができます。
世界的にも珍しいウランガラスをテーマにした妖精の森ガラス美術館があります。
ごく微量のウランを着色材としてガラスに加えると、黄色や緑色の色彩を持つ透明なガラスとなり真っ暗な中で、紫外線ランプ(いわゆるブラックライト)で照らすと緑色に妖しく輝き蛍光を発する特徴をもっています。
吹きガラス体験などさまざまなツアーがありますので、詳しい内容は新しくなった鏡野町HPをご確認ください。
1日の最後にここ鏡野町で星空を眺めてみませんか?
ここからはトークでお届けします。
Q、川北さんはなぜ星を観光の一つとして考えたのですか?
A、もともと星が好きでして、自分がこの街でできることは何だろうと考えたときに、ここのきれいな星をテーマにして何かやりたいってなりました。4月から正式に星空観望会を体験できるようになりました。
Q、ちなみに好きな星って?
A、木星ですかね。デカい・明るい・望遠鏡で見ても綺麗の三拍子です。あとすばるも好きです。名前の由来にもなっているので。
Q、星をみていて印象的なできごとって?
A、空気が澄んでいて、今日いつもに増してめちゃくちゃ星綺麗だなって日があるんですよ。そんな日に星を見れたらうれしいですね。あと流れ星が好きです!
Q、鏡野町の星の見え方を教えてください。
A、鏡野町は山々に囲まれ標高も高く空気も澄んでいるため都市部に比べて比較的多くの星を見ることができます。
Q、実際に行った星空観察会の様子を教えてください。
A、実際に行った星空観察会ですが、星空観望はどうしても天気に左右されてしまいます。空の暗さや、周りの環境は、とてもいいのでぜひ見に来てほしいのですが、1回目は、春の星をみながら、天気は、晴れていました。2回目は、ゴールデンウイーク期間に行いましたが、きれいにみえました。
Q、今企画中のこと可能な限り教えてください。
A、今、お月見とカヤックを組み合わせて…みたいなことを考えています。
Q、今後も定期的に星空観察会を行っていくのですか?
A、定着するように毎月新月前後の週末に観望会を行っていく予定です。
https://www.kagamino.holiday/
様々な体験プランがありますので、チェックしてみてください。
以上解説は、鏡野観光局地域おこし協力隊 川北でした。
今回は、コスモプラネタリウム渋谷で解説員をされている村松さんに少し深堀り。
声を聞いていると村松さんについて色々と聞いてみたくなりました。
長年プラネタリウム解説員をされている村松さん。
上司の方や周りの環境、そして、自分らしさの見つけ方。から得るものを多く感じたため、追加のコンテンツとして、お聞きください。
ソラジオトトーク from OKAYAMA から飛び出し、30分の拡大版!
今回は、長いです。
<出演>
コスモプラネタリウム渋谷 永田さん
国立天文台 平松さん
京都大学岡山天文台 戸田さん
日本スペースガード協会 奥村さん
宙の学校 かわいさん
<インタビュー収録>
国立中興大学 橋本さん
大阪市立科学館 渡部さん
日本スペースガード協会 二村さん
美星天文台 伊藤さん
お近くの天文台・博物館・科学館の情報を調べて、一度、足を運んでみては、いかがでしょうか?
今回、参加してくださった方、「宇宙」に興味をもつ「仲間」を増やしていきたい!
これは、共通のテーマ。
一緒に宇宙について、そして、地球についても考えていけたらいいですね。
今回は、2023年11月19日(日)に全国で行われている天文宇宙検定。
岡山県の会場では、天文宇宙検定3級と4級の受験会場として美星天文台で行われました。検定を受け終わった方のインタビューをお送りいたします。
天文宇宙検定としての番組はここで一旦終了となりますが
新番組
「ソラジオトーク from OKAYAMA」として、天文・宇宙をテーマに岡山から発信していきます。
放送時間の変更はなく
毎週金曜日 19時55分~20時
放送後は、ポッドキャストとして詳しい解説を行っていきます。
個性豊かな専門家の話。引き続き、番組をよろしくお願いします。
協力
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