ボートレーサー まくレディオ「青春スプラッシュ!」

ボートレーサー まくレディオ「青春スプラッシュ!」

岡山を拠点に全国で活躍する若手ボートレーサーと皆さんをつなぐ番組、
ボートレーサー まくレディオ『青春スプラッシュ!』
プロアスリートとして活躍するボートレーサーをスタジオに招き
本音トークや生い立ち、裏側に大胆に迫る5分間!

プロフィール

年齢
33歳
ボートレーサー歴
15年目
出身校
倉敷市立南中学校卒業
倉敷工業高校進学後
ボートレーサー養成所へ

青春スプラッシュ!のゲスト

2020年3月のゲスト

倉敷工業高校出身 33歳
山口 達也(やまぐち たつや)選手

―子どもの頃の夢はプロ野球選手!

久世 :岡山支部の誇るA1レーサー・山口達也選手が子どもの頃、
     なりたかった職業は何ですか?
山口 :中学校までは「野球選手」です。
久世 :野球をやっていたんですか?
山口 :小学校3年生から中学校まで、軟式野球をしていました。
久世 :高校は、野球の名門・倉敷工業高校なんですね。
     ということは「甲子園を目指そう」みたいな?
山口 :中学校を卒業した後の春休み中に、お父さんに頼んで、
     硬式のボールでノックしてもらったんですね。
     そしたら、ちょうど1発目が、スネの…、
     あの「弁慶の泣き所」っていうんですか、
     ちょうどそこにヒットしたんですよ。
久世 :うわぁ、聞いてるだけで、爆裂的に痛そう。
山口 :ケガには至らなかったんですけど、ものすごく腫れて、
     「もう、野球はない!」って思いました。
久世 :え? それが原因で野球を辞めたの?
山口 :はい。
久世 :ははは(笑)。それって、お父さんに責任あり?
山口 :いやいや、失敗した自分が悪いんです、はい。

―高校生の時のボートレース観戦が、きっかけ!?

久世 :山口選手は18歳でプロデビューを果たされた訳ですが、
     高校3年生の10月1日にボートレーサー養成所に入ったんですよね。
山口 :はい。
久世 :高校の先生にびっくりされませんでした?
山口 :そうですね。3年生になってすぐ、進路相談の懇談で
     「就職活動せずに、ボートレースの試験を受けます」と伝えましたからね。
久世 :何がきっかけでボートレースの道に目覚めたんですか?
山口 :クラスの友達2人がボート好きだったから。「レースを見に行こう」ということになり、
     父親に付き添ってもらって生でレースを観戦しました。
久世 :それが、大きな引き金になった?
山口 :デカイですね。きっかけです。
久世 :やっぱり、「カッコイイな」って思った?
山口 :最初は「音がうるさいっ」と思ったんだけど、レースを見ているうちに引き込まれるというか、
     目の前で水しぶきが上がり、今まで見たことのない世界と迫力、
     お客さんの「わぁ∼っ!!!」って歓声もすごいし…。
久世 :テレビなんかの映像で見るのと、生のレースでは迫力が全然違いますよね?
山口 :そうですね。違いましたね。

―高校3年の秋に、ボートレーサー養成所へ!?

久世 :ボートレーサー養成所に入ってもプロになれるかどうか分からない訳じゃないですか。
     「ボートレーサーになる」って言った時、
     ご両親はどういう反応だったんですか?
山口 :父は「自分がやりたいことをやれ」と言って賛成してくれました。
     母は、もう泣きながら「高校だけは卒業してくれ」と言ってましたね。
久世 :そして、ボートレーサー養成所を経てボートレーサー資格検定試験に合格し、
     卒業後、晴れてボートレーサーになっていく訳ですけども、
     そのお話は、また次回。お楽しみに!

―ボートレーサー養成所は「狭き門」!

久世 :ボートレーサー養成所試験の機会は半年に1回だけ、しかも「狭き門」だそうですね!
      何度も試験に落ちて苦労される選手も多いなか、
     山口達也選手は何度目のチャレンジで合格したんですか?
山口 :僕、1回しか受けた記憶ないんですよね。
久世 :1発合格!? スゴイ! なぜ合格できたんですか?
山口 :センスですね。
久世 :試験の準備で1番たいへんだったのは?
山口 :レーシックを受けたことですね。裸眼視力が0.8以上ないとダメだったから…。
久世 :高校3年の時でしたよね。
山口 :はい。
久世 :レーシックの手術費用って、たいへんじゃなかったですか?
山口 :そこは、親のスネをかじりました。コンタクトをしていたので、
     何年で元が取れるかを計算して親に訴えました。
久世 :費用対効果をアピールしたってこと?
山口 :そうですね。将来のコンタクト代金とレーシックを比較して、確か10年だと思います。
     コンタクトをつけたり、はずしたりする手間をはぶけるし、
     「たった10年で元が取れる」と言って
     手術を受けられるように仕向けていきました。
久世 :ははは(笑)、相当、頭脳派ですね(笑)。ご両親は、どんな反応だったんですか?
山口 :びっくりしてたと思います。最初は、両親にだまって手術をうけようとしたんですけど。
久世 :それは、さすがにムリだった訳ですね。
山口 :はい。20歳までは親の同意が必要なんですよ。
久世 :なるほど。ご両親の許可を得てレーシックを受けた訳ですね。

―養成所では「地獄の訓練」が待っている!?

久世 :ボートレーサー養成所は福岡にある訳ですが、
     ボートレーサーのみなさんは、クチをそろえて
     「地獄の訓練」だと言うんですけど…。
山口 :地獄、ですよ。
久世 :やっぱり地獄なんですか?
山口 :たった1年で、スーパーど素人をプロにする世界だから、
     危険な職業だし、やっぱ厳しくないと。
久世 :厳しさも必要だと。
山口 :はい。
久世 :山口選手は養成所を卒業して、33歳の今年で15年目。
     現在はA1レーサーとして活躍しておられますが、
     この番組に1度来てくれたことのある薮内瑞希(やぶうちみずき)選手が、
     山口選手のお弟子さんなんですか?
山口 :ですね。面倒見てます。
久世 :初めてお弟子さんを持った時の気持ちって、どんな感じ?
山口 :弟子にしてくださいって、お願いされた時は、うれしかったですね。
     でも、最初は確か断ったと思います。
久世 :なんでですか?
山口 :いやぁ、ちょっと考えちゃったんですよねえ。

―薮内選手は、かわいいお弟子さん!?

久世 :自分だけのことだけでもたいへんな、ボートレースという競争の世界で、
     お弟子さんを持つとなると責任も感じますよね。
     今後、2人目、3人目のお弟子さんを取る予定は?
山口 :ないです。ま、お願いされてもないですが、たぶん、次は断ります。
久世 :なんでですか?
山口 :それは、薮内だけで5人分の手がかかるからです(笑)。僕のキャパを超えてます。
久世 :そうなんですか? ははは(笑)。
山口 :ムリです!
久世 :でも「かわいい弟子」なんでしょう?
山口 :ま、そうですね。
久世 :薮内選手には、どんな選手になってほしいですか?
山口 :活躍してくれたらいいです。
久世 :僕たちも薮内選手の活躍に期待したいと思います。

―レースでは駆け引き上手の山口選手は、恋愛も!?

久世 :高校時代って、恋してました?
山口 :ないです。勉強してたので。
久世 :山口選手って、戦略家みたいなところがあるかなぁって僕は思うんですけど、
     恋愛でも戦略家だったりするんですか?
山口 :いやぁ∼、恋愛については、マジ展開、読めないですね。
久世 :ははは(爆笑)。今も?
山口 :読めないです∼。
久世 :ズバリ、では、レースの駆け引きと恋の駆け引き、どっちが得意?
山口 :断然レースです!

―高校の頃の呼び名は「ダブルドリブル山口」!

久世 :スポーツが好きだと聞いたんですけど、今、好きなスポーツは?
山口 :高校の時に、ちょっとゴルフをやっていたので、今もプライベートでやったりします。
久世 :苦手なスポーツは?
山口 :バスケットボールですね。
久世 :なんで?
山口 :ダブルドリブルっていうルール(反則)がありますよね。
久世 :ドリブルをして1回ボールを手に持って、再びドリブルするとダブルドリブルですね。
山口 :「ダブルドリブル山口」って言われてたんですよね…。
久世 :はははっ(笑)。
山口 :もう、意味が分からないです。このルールさえ失くしてくれたら、
     僕、スゴイと思うんですけど。
久世 :ダブルドリブルがネックで、バスケットボールが苦手だと。
山口 :ボールを投げたらゴールには入るんですけどね。
     ゴールの近くまでたどり着けないんっすよ。
久世 :ドリブルでつまずいちゃうんだ(笑)。
山口 :ハイ。

―山口選手は大の新日本プロレスファン!

久世 :ちなみに、山口選手は大のプロレスファンとお聞きしましたが、
     いつ頃からプロレスが好きなんですか?
山口 :小学校の4年生とか5年生ぐらいですかねぇ。
     夜中に『ワールドプロレスリング』っていう番組があったんですけど、
     それを録画して見てました。
久世 :お父さんもプロレス好き、とか?
山口 :プロレスは、おじいちゃんが好きだったんですよ。
久世 :好きな選手は?
山口 :蝶野正洋さんです。
久世 :お会いしたこと、あります?
山口 :1度だけ。
久世 :あるんですか!?
山口 :ハイ。ボートレース尼崎だったと思うんですけど。
     トークショーのゲストで来られていたので。
久世 :ファンだという気持ちは、お伝えになったんですか!?
山口 :伝えたんですけど、お忙しそうだったんで、伝わってるかな…。
久世 :蝶野選手のビンタを受けてみたいですか?
山口 :もちろん、受けてみたいです!
久世 :ははははは(笑)。吹っ飛んでもいいの?
山口 :全然、いいですね。骨折れてもいいんで。
久世 :いやいや、いくら何でもやり過ぎでしょ(笑)。
山口 :右からきたら、今度は左をやってもらいたいです。
     じゃないと、真ん中に戻らないじゃないですか!
久世 :ははははは(爆笑)。往復で欲しい! 本物のファンですね。

―夢は、年末の「賞金王決定戦」で優勝!

久世 :山口選手がプロ・アスリートとして大事にしている言葉は?
山口 :「なんとかなる」って思ってます。だってね、なんとかなるんですもん(笑)。
久世 :確かに。高校時代、「ボートレーサーになってみようかなぁ」って思って、
     1発目でバーンと試験に合格しましたもんね。
山口 :あぁ…、それは、実力です(笑)。
久世 :そっか。じゃあ、今後の目標は?
山口 :デビューした時から、自分は年末のグランプリ、「賞金王決定戦」で優勝して
     “黄金のヘルメット”をかぶるのが夢なんです。
久世 :賞金王のゴールデンヘルメットとは、1年間を通じて
     賞金獲得額の多い方からトップレーサー6人が集まって
     「賞金王決定戦」を行い、トップでゴールした選手だけが
     かぶることのできる王冠みたいなものですよね。ちなみに、
     賞金王決定戦って、1回のレースでいくらもらえるんですか?
山口 :1億円です! マジで欲しいんですけど。
久世 :いやぁ! もう、それって、すごい2分間ですよね。

―賞金王ゴールデンヘルメット、遠い夢ではない!?

久世 :「賞金王決定戦」の王者に贈られる黄金のヘルメット・ゴールデンヘルメットを
     目指したいという山口選手。もう、夢は目前。
     目指せる位置にいらっしゃいますよね。しかも、
     岡山県では、総社出身のボートレーサー・茅原悠紀選手が、
     そのゴールデンヘルメットを取ったことがあるそうですね。
山口 :身近な存在のカヤが取ったのを、間近で見たんですよ。それまでは結構、
     遠い夢だなぁと思ってたんですけど、
     「自分もできるかも!?」っていう希望が持てましたね。
久世 :いわば日本中のボートレーサーの、トップの中のトップですからね。
     運とかめぐり合わせの奇跡なんかもあるかもしれませんが、
     そのトップを目指せる立場にいらっしゃる山口選手に、
     ぜひ期待したいと思います。
山口 :はい。頑張ります!

―完全実力社会のボートレーサーは夢のある職業!

久世 :最後に、この番組を聴いている中高生リスナーさんに向けて、
     山口選手からメッセージをお願いします。
山口 :ハイ。中高生の皆さん、今が大事ですよ∼!(笑)
久世 :今が大事!? それだけ?
山口 :ボートレーサーって結構、夢があると思います。完全実力社会で、自分が頑張れば、
     頑張っただけお金も獲得できるし、
     「タイトル」っていうボートレースの
     歴史に名前を残せるチャンスもあります。
久世 :そうですね。
山口 :まぁ、僕はまだ、記録を残せてないですけど、
     皆さんの「記憶」には残そうと思ってますよ。
久世 :さすが、プロ・アスリートの鏡!
山口 :インパクトだけは残します!
久世 :リスナーの皆さん、山口達也選手のインパクトに残るレースをぜひご覧になってくださいね。
     そして、ちょっとでも気になった方には
     「ボートレーサー」という夢のある職業のことを
     知っていただきたいと思います。
     ということで『青春スプラッシュ』3月のマンスリー・ゲストは、
     今年は何かしてくれそうだなぁという予感がプンップンする
     A1ボートレーサー・山口達也選手でした。ありがとうございました!
山口 :ありがとうございました。Thank You!!!